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”働き方改革”に思うこと

最近、いろいろな場所で耳にする「働き方改革」。

過労死や過重労働による脳疾患や心臓疾患、精神疾患などが問題になる中で、国としても早急に対処していく流れで、今年4月からは残業に対して”法律で”規制がなされるようになったり(中小企業は2020年4月から)、有給を計画的に確実に取得できるよう義務付けられたりします。

 

でも、果たして残業時間を減らす、有給を取りやすくする等の対策を一律に行って、働く人みんなが幸せになるのか、という点にはやはり疑問をいだきます。

残業代を生活費の足しにしていた人、仕事が三度の飯より好きで生きがいな人、そんな人たちにとって”働き方改革”が改悪にならないように、柔軟な対策が必要になると思います。

 

例えば、「法律を遵守するため残業対策をしないといけないのはわかるけど、残業代を生活の足しにしている社員から文句が出ている」と言ったような悩みをお持ちの方はぜひ社会保険労務士に相談してみてほしいです。

賃金設定をしっかり見直すことで、これまで支給していた残業代の範囲内で、法律を遵守できるレベルまで残業を減らしつつ文句も出ない方法を一緒に考え、より良い賃金設計を作るお手伝いができます。

なんでこんな残業大国になった?

そもそもなんで日本はこんな残業大国になったんだろう?と考えてみます。

高度成長で働けば働くほど国が発展してみんなが豊かになった時代、とにかく働いて、長時間働いた分は残業代や休日手当、はたまたボーナスという形で、”お金を払えばよい”という「長時間労働=お金の問題」という形だったんだと思います。

長時間労働はお金の問題?

でも、このままで良いのでしょうか?

 

いや、ダメでしょう。

 

「お金を払えば良い」という考えの影で、長時間労働により体や心を壊した人はどのくらいいらっしゃったのでしょう?

命を失った人はどのくらいいらっしゃったのでしょう?

 

考え方を変える時代が来ていると思います。

長時間労働は命の問題

長時間労働をさせてもきちんとお金(割増賃金)を払っているのだから良いじゃないか、という時代はもう終わらせなくてはいけないと思います。

 

その方法として、法律の整備や各会社の制度整備等も重要になると思いますが、経営者の、いや、働く人みんなの意識を変化させることが非常に重要なんじゃないか、と思うのです。

 

長時間労働が原因で家族が命を落としたら、どう思うでしょう?

長時間労働が原因で我が子が体を壊したら、どう思うでしょう?

長時間労働が原因で友人が心を壊したら、どう思うでしょう?

 

あなたが一緒に仕事をしている人は皆、誰かの家族、誰かの友人、誰かの”大切な人”なのです。

誰かにとっての”大切な命”なのです。

 

そう考えると、長時間労働は、”お金”ではなく”命”の問題になってくると思います。

 

働く当事者みんなが、こんな風な考え方にシフトしていけば、自ずと良い形での働き方改革も進むのかな、と思います。

 

”命”の問題を解決するための働き方改革、一度みんなで考える時間を持るのはいかがでしょうか?

 

1年目のペエペエ社労士ですが、”命”の問題に対処していくための労働環境作りのお手伝いを行なっております。

お気軽にご相談いただければと思います。